アイドル
どんなことがあっても
誰かにとって大事な人が居なくなっても朝が来てしまうことに時の残酷さを感じながら、今日もまた眠りにつきます。
あの人が居ない朝も今まで通り電車は動くし、
お腹が空くし、
馴染みの店はオープンします。
それは自分が居なくなった時も同じで、周りの人の温かさと時の流れの冷たさのギャップで押しつぶされるような感覚。
今日は大学の卒業式でした、諸事情により起きれなかった、いや起きる気がなかった。
あとあれだ入場券みたいなの無くしてしまったからそもそも入れないや〜〜んってなってた。
いつもこうだ全く成長してない死んじまえって自分に何度も嫌気がさしてしまうね。
目の前の幸せに流されてしまいがちである。
前日の夜も今日の朝も家を出る時も電話をかけてくれた友人が居た。マジか。って感じ。
写真撮ろうと連絡もきた。大学に友達居ないって言っててごめん。5人くらい居た。ありがとう。
まあでも私は横浜アリーナへ行く。ふいに人を応援してばっかりの人生なのかもしれないって思いました、オタクなので。それは人を応援している自分が好きなのか?人を応援するために自分のことを諦めてどうする?それは好きな人を言い訳にしてないか?好きな人を逃げ道にしてないか?って何も考えずにオタクしていればいいのに無駄なことを考えてしまうね。
そんな気持ちで今日で会えるのが最後(かもしれない)友人を干して横浜アリーナへ行きました。
行って良かったと思った。今日ほどアイドルを見て感動したことはない。
大好きな人の努力が報われたと思った、自分が微力ながらずっと応援してきたことが無駄じゃなかったと思った、こんなに楽しい空間を作れる彼らは天才だと思った。
事務所に飼い殺しにされてる〜〜とか言ってた時期とか、今まで縁の下の力持ちに徹し過ぎて真面目に努力してきたからこそ自分自身を主役とするステージがあまり上手くなくて勝手に私が悲しんでいたこととか、全て思い出して泣いてしまった。こんなに大きいステージに岩本照だけが立つ時間が信じられなくて、アリーナもスタンドも立ち見まで埋まってて、自分の席があまり良くなかったからこそ、ステージの広さを実感してまた泣いてしまった。
誰やねんお前って感じだよね。
いつもは自分より前の席に黄色のペンライトを見ると心が荒んでしまっていたオタクだったのに、そんなこと全然気にならなくて、今日ほど干された日(広いんだからそれはそう)なくて普段なら文句を言っていただろうに、終わった後すごく幸せな気持ちしか残らなくて。
岩本照のオタクで良かったなあ。
岩本照のことが好き過ぎて就活とか学校とかサボってしまったり、友人との約束もおざなりになってしまったり、自分でも一番酷いなと思ったのは岩本照が好きだという理由で世間一般的に言う彼氏という存在と別れたりもした。
その時はガチ恋だったのかもしれない笑笑。
でも今はステージ上の彼に恋をしているから、ただただ一生見させてくれという気持ち。そんなこんなで今日の公演を見て、人を応援することを、オタクを言い訳にしちゃいけないと思った。
自分は自分なりに一生懸命生きて、辛い時は明日への活力になったりとかそういう関係が理想なんだなって思いました(小並感)大好きな人が頑張ってるから私も頑張るぞという気持ち。4月から頑張れそう